バック事故対策
おはようございまーす!
こんにちは!
こんばんは!
リッツキャリーサービス blog担当の浜田です!
今回は、バック事故について書いていこうと思います。
![](https://ros-cms-data.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/_file/14010/a9d32749cf.jpg?1709455926)
そもそも、バック動作ですが、正直、後ろに目がついているわけではないので、難しいのは当たり前だと思います。
その難しい動作をなんなくこなしてるプロドライバーさん達は、“さすが”の三文字だと思います。
と、
ここで、、
なぜ、、、
「トラックのバック運転が難しいのはなぜか?」
という大前提の部分の問いですが「難しい」と感じる理由はいくつかあります。
・車体が長く距離感が掴みづらい
・車体が大きく小回りが利かない
・車高が高く目視の範囲が制限される
・運転席からの死角が多い
・車輌感覚が普通車と異なる
![](https://ros-cms-data.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/_file/14010/28afbfa14a.jpg?1709456100)
トラックは普通車と比べて車体が大型のため、車輌感覚の違いにより難しさを感じることが多いです。
車体の長さや車幅、運転席の高さなどが普通車と異なり、初めて運転するドライバーにとっては特に難しく感じるでしょう。
ここからは、どうしてバックが難しいのかを深堀りしてみましょう。
・車体が長く距離感が掴みづらい
…トラックの車体で最も特徴的なのが、その車体の長さです。
サイズは小型、中型、大型と分かれているため、長さに違いはありますが、大型だと全長12メートルほどの車輛もあります。
車体が長いことでバックに最も影響するのは、後方が見えにくくなることです。
荷台の形状によっては、後方がほとんど見えなくなることも。
後方までの距離感が掴めないと、どこまでバックして良いかわからなくなりますよね。
また、カーブで曲がる際にも車体の長さで戸惑う方が多いです。
トラックは後輪が前輪の内側を通ることになるので、後輪が通る位置を考慮してハンドルを切らなければならないほど、内輪差をしっかり把握する必要があります。
・車体が大きく小回りが利かない
…トラックは車体の長さに加え、普通車よりも車幅が広いです。
そのため、普通車の感覚で右左折をしようとしても、曲がりすぎる、あるいは曲がり切れないほど小回りが簡単ではありません。
十分スペースが取れる道路なら良いのですが、狭い道路での車庫入れなどでは、バックで何度も切り返しが必要となるでしょう。
小回りが利かないのは、バックだけでなくトラックの運転全般でも難しいと感じる原因といえます。
・車体が高く目視の範囲が制限される
…普通車は座席が目線の高さなので、地面近くの高さや後方確認が難しくはありません。
一方、トラックでは運転席が高い位置にあるため地面近くのものが見えにくかったり確認が十分できないケースも発生します。座席の位置が高いのは、視野が広くなるメリットがありますが「距離感が測りにくい」「座席のすぐ横が見えない」というデメリットもあり、慣れるまでバックするのが難しいといえます。
地面近くにある障害物や人に気づかず事故につかながる恐れもあるため、発進時などもアンダーミラーで特に前方真下の確認が必要です。
・運転席からの死角が多い
…トラックは、車両が大きくなるにつれ死角が多くなります。
全長があると運転席から後方部分が見えにくくなりますし、後方にすぐ荷台がある場合は全く目視ができなくなります。
また、運転席から下の部分(地面付近)については、運転席が高い位置にあるためほとんど、見えないことから、運転やバックの際に不安に感じてしまう方が多いようです。
以上の点がバック動作が難しいとされる原因と言われています。
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あともう一点。
我々は車両を使用し納品する仕事をメインとしています。
その納品する際によく起こりがちなバック事故に対しても取り上げてみます。
急いでバックするときに危険がある!
…狭い場所などバック操作の難しい場所でも、ゆっくりバックし、何度も切り返せば大抵は防ぐことはできます。
バック事故は急いで操作したときに起こりやすいことに注意しましょう!
①次の納品先などに急いでいるとき
②前に出過ぎているなどと感じて慌てて後ろに戻るとき
③前を塞がれたことに憤慨し、急いでバックしようとしたとき
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では逆にバック動作をする際はなにをどうゆう風にすれば事故が限りなく0に近づくのか?
という部分をみていきましょう!
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「少しでも不安を感じたら降りて後方確認をする!」
「バックモニターやアラームブザーに頼らない!」
「常に、人が歩くぐらいのスピードで後退する!」
「同乗者や周囲に人がいるときは誘導してもらう!」
「なるべくバックしないですむように工夫する!」
![](https://ros-cms-data.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/_file/14010/5fabc80748.jpg?1709456247)
この5点を念頭に置き、日頃バック動作をする時に、徹底すれば少しでもバック事故を0に近付けると思います。
このblog以降、当社でのバック事故が少しでもなくなることを願い、今回のblogはこれでおしまいとさせていただいます☆。.:*・゜
それでは、また( ´ ▽ ` )ノシ