クラッチ板が焼き切れる・・・
おはよーございます!
こんにちは!
こんばんは!
リッツキャリーサービス blog担当 浜田です!
タイトルにもあるように4月の中頃、運転中にトラックのクラッチ板が焼き切れるという事案が発生しました。
なので今回はその事案に対して、
・何故、その事案が発生したのか
そして、
・その事案に対しての対策
をblogでまとめていきたいです!
まず、クラッチはこれです。
下の写真の真ん中がクラッチ

そもそも、クラッチ板の焼き付けとは?
…クラッチ板の表面が焦げてしまった症状をいいます
↓
クラッチ板の焼き付く原因は?
…クラッチ板が摩耗し続けることで焦げてしまう場合がほとんどです
↓
そして、今回の根本的な原因は、もちろん経年劣化が挙げられますが最大の原因は「”半クラッチ(半クラ)の多用”」です

焼き付くとディスクの様なクラッチ板が、繊維のような糸のような状態になります。(当社の車輌提携業者に確認済)
半クラにして坂道で停車していたり、日頃からクラッチペダルに足を乗せて走行していたりすると、クラッチ板の摩耗の進行速度が早まります。
※こんな症状が出たらクラッチ板が焼き付き始めてるかも!?
・クラッチを踏んでもなかなか切れず、変な振動を感じる
・ギアの変速がスムーズにできない
違和感を感じたら、上司に直ぐに報告を!!!!!
ここからは今回の事案を起こさない為の対策をピックアップしていきます!
・足の位置に気を付ける
…クラッチを切る回数が多く面倒だからといって、クラッチペダルの上に足を乗せたままにしないように注意しましょう!

・エンジンブレーキを多用しない
…エンジンブレーキをシフトダウンの時に多用しないようにしましょう。排気ブレーキを上手に活用していきましょう!

※ここが1番重要!※
・半クラになっている時間を減らす
…半クラ状態での運転がクラッチ板を摩耗させる一番の原因です。
ちなみにですが、トラックのクラッチの平均寿命は、
使用年数・・5~8年
走行距離・・10万km以上
この寿命はドライバーの運転の仕方で、長さが左右されます。
皆さんも、マニュアル車の運転には十分注意して、業務に取り組んでください!
今日も明日もご安全に!