ブレーキパッドが…消え…る!?
こんにちは!
こんばんは!
おはよーございます!
リッツキャリーサービス blog担当の浜田です!
7月下旬頃、あるドライバーから「ブレーキの効きが悪い。変な感じです。」
と連絡が入りました。すぐに運行を中止、停止させ、別の車を用意して、その問題の車を回収。
提携修理業者のもとへ行って見てみると、、、
と、ここで、話題を少し変更。
皆さんは、2013年に起きた「観光バス路外転落事故」、2022年に起きた「観光バス横転事故」を知っていますか?
過去に起きたこれらの事故はブレーキのトラブル「フェード現象」が原因で発生したとされています。
今回はこの「フェード現象」について書いていきたいと思います。
「フェード現象」とは!
フェード現象とは、距離のある下り坂などでフットブレーキを連続して使用した時、ブレーキが効きづらくなる現象のことです。

フェード現象は、重大な自動車事故の原因ともなるため、日頃から運転時には気を付けておく必要があります。
マニアックな説明をすると・・・
まずは自動車のブレーキの仕組みを知っておきましょう
・フットブレーキ
運転席足元の「ブレーキペダル」を踏むことで、減速する仕組みのフットブレーキは「ドラムブレーキ」と「ディスクブレーキ」の2種類に分かれるが、近年はディスクブレーキが主流。なお「油圧ブレーキ」「エアブレーキ」など、車両区分によって搭載されるブレーキに違いがあるが、一般的に普通自動車に搭載されているのは「油圧式」である。
・エンジンブレーキ
アクセルペダルから足を離すことでエンジンに燃料が届かなくなり、タイヤの回転力だけでエンジンが動くことになる。
その際の抵抗力で減速する仕組みのブレーキギアを低速に切り替えることで、エンジンブレーキを強くかけることが出来る。
フットブレーキを何度も使うことで、ブレーキに使われている摩擦材が発熱します。
摩擦材が発熱すると、使われているゴム・樹脂が耐熱温度を超えてガスが発生します。
そのガスがブレーキとローターの間に入ると摩擦の力が下がってしまい、ブレーキが効きにくくなります。
これが「フェード現象」発生の仕組みです。
・フェード現象の予防策
フットブレーキを使い過ぎないようにし、過度な発熱を抑える必要があります。
下り坂ではフットブレーキを使い過ぎず、低速ギアに切り替え徐々に減速する「エンジンブレーキ」を活用してください!
また、ブレーキパッドの摩耗もフェード現象の原因です。
ブレーキを踏んだ時、車体から「キー」という甲高い音がするようになったら、ブレーキパッド摩耗の合図です。
すぐに課長や整備担当に報告しましょう!
※これはもしも「フェード現象」が運転中に起きてしまった場合の緊急の対処法です。※
フットブレーキが効かなくなったら、まずは、アクセルから足を離し、エンジンブレーキで速度を落とし、止まることを考えましょう。

ギアを少しずつ下げ、減速し、十分にスピードが下がったところでパーキングブレーキをかけて停車します。
減速の際は、いきなり低速ギアに入れるのではなく、徐々にシフトダウンしてください。
もし、この方法を使っても止められないという状況であれば、ガードレールや路肩にこすらせながら止めてください!
その際は周りにも十分に注意しましょう!
…「フェード現象」に関しては、このくらいにして、冒頭の話題に戻します。
故障した車を修理業者が分解すると…
ブレーキパッドが、見事にすり減っていました。

右の銀色のが新品。
左の赤茶色のが交換したもの。
厚さが目で見て分かるくらい、半分になっています。
今回はフットブレーキを頻繁に使用し、このような結果になったという事でした。
皆さんも運転する時は、フットブレーキだけではなく、エンジンブレーキも使い、上手に運転していきましょう!
それでは、また( *˙꒳˙*)ノシ
